服部さん

友人（４人くらい）の話によると、今年の多摩美グラフィックの卒展はひどいものだったらしい。
どれも服部一成氏の作品のようで、そのワンパターンな感じに魅力を感じられず、最後まで観ずにやめたとか。
そこまで言われると観てみたくもなるものだけど、僕は服部氏の作品が大好きなので、それらに酷似していようとちゃんと最後まで観ただろう。
というか、いま展示のために作っている自分自身の作品が、服部氏のものに似ていると言われたらそれまでだし、単純化されたグラフィックを、すぐに「服部さんみたい」って言うのもどうかと思う。
どんなものにも、「◯◯っぽい」みたいのはあるもんだし、それをポジティブに言うなら良いことだけど、貶すように言うのは良くない。
あからさまに真似っこだったり、その上そのレベルがかなり低いものだったりしたら、厳しい意見を言っても構わないとは思うが。
仕事の感じが服部さんみたいと言われたいなぁ。